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シャイロックの役割演技

著者名 上村 幸弘 (UEMURA Yukihiro)
出版社/掲載誌名 文学と評論
巻号 第2集第7号
出版日 1990/11
概要 シェイクスピアの役割演技はアン・ライターのShake- speare and the Idea of the Play 以来、演劇的効果という観点から議論されてきた。本稿では、「役割」の概念をまず社会学的な定義に還元し、シャイロックの役割を経済・宗教の両面から考察することで客観的に彼の行動を記述することから出発した。結果、全面に押し出されている彼の経済観念はヴェニスにあっては宗教的な観点で捉えてこそ真意を見い出せることを立証した。(pp.47-60)