学術データベース

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HamletとPageantry

著者名 上村 幸弘 (UEMURA Yukihiro)
出版社/掲載誌名 龍谷大学『大学院研究紀要』人文科学
巻号 第9集
pp.62-86
出版日 1988/03
概要 Hamletは「観察」の芝居であると、批評家はしばしば指摘するが、観察をする「見る者」の立場と観察を受ける「見られる者」の立場がシェイクスピアによってどのように描かれているかを考えるのが本稿の目的である。特に、見られる側では観察されることを意識して、自己表出法を工夫するものだが、これは演技する精神の根本的な問題とかかわりを持つ。筆者はその精神作用を当時のpageantryの風潮と結び付け、フィクションによる精神の抽出法について分析を試みた。