学術データベース

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近代「食」ものがたり 料理書でひもとく明治・大正期の食生活

著者名 東四柳 祥子 (HIGASHIYOTSUYANAGI Shoko)
出版日 2017/07
キーワード 近代 食文化史 
概要 日時 2017年7月8日(土)
場所 朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾 中之島教室

幕末の開国とともに受容された西洋食文化は、日本の食生活を一変させました。特に富国強兵がスローガンとして掲げられた明治時代には、強い身体を作るため、これまで日本人になじみのなかった肉食や乳製品の価値が見直され、新しい食材や調理法を根付かせるための多くの料理書が刊行されました。また家族の絆をつなぐ家庭の食の重要性が語られ、バラエティに富む日本の家庭料理イメージも構築されました。やがて、日清、日露戦争、第一次世界大戦へと突き進む中、高騰した物価への対応策として、家計を助ける安価な代用食材の開拓や和洋折衷料理が編み出されます。幕末から150年、私たちは何を食べてきたのか。西洋料理を受容し始めた当時の苦労や、試行錯誤を繰り返し、劇的に変化を遂げた日本人の食の近代史を、豊富な画像を紹介しながら解説します。