学術データベース

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ロシア昔話「ゆきむすめ」とその受容研究

A Study of the Russian Fairy Tale “Snow Maiden” and its Acceptance in Japan

副題 明治期・大正期を中心にFocusing on the Meiji and the Taisho Eras
著者名 丸尾 美保 (MARUO miho)
出版社/掲載誌名 梅花女子大学心理こども学部紀要
巻号 7号
1-9
出版日 1917/03
キーワード ゆきむすめ アファナーシエフ 少年世界 鈴木三重吉
概要 ロシア昔話「ゆきむすめ」の源泉が19世紀中葉のマクシーモヴィチの著書にあることが、アファナーシエフ著『スラブ人の詩的自然観』とラング著『The Pink Fairy Book』 所収の"Snowflake" の出典をたどることによって明らかになった。日本への移入は、明治37(1904)年2月に『少年世界』に掲載された栗原薫花「雪娘」が最初で、ラングの"Snowflake"の再話であった。大正前期には、絵雑誌に可愛い日本の少女の姿で描かれた。鈴木三重吉の「世界童話集」シリーズの「踊の焚火」(『大法螺』1919所収)や、立石美和「雪ちやん物語」(『童話』6巻5号、1925.5)などの再話は、ゆきむすめが純真な少女として描かれており、昔話の童話化がみられた。