学術データベース

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『グリム童話』のなかの悪人像

Hexen und Stiefmutter

副題 -継母と魔女の抽出を中心に-(査読有)Extrembeispiele des Bösen in den Grimmschen Märchen
著者名 野口 芳子 (NOGUCHI Yoshiko)
出版社/掲載誌名 武庫川女性学研究
巻号 2号
pp.17-28.
出版日 1997/11
キーワード 悪人、女性、継母、魔女、老婆
概要 グリム童話のなかの登場人物の頻出度をデータベースを使って調べると、王や父親など男性の登場が多いことがわかる。女性の登場は男性より格段に少ないが、「悪い」存在としての登場が目を引く。特に「悪人」は魔女と継母に集中している。しかもその姿は通常、醜く邪魔な老婆として描かれている。「悪」の烙印を押された魔女や継母は、しかしながら真に悪い存在ではなく、悪者扱いされた存在にすぎないということを論証する。